ウィリアムズは29日(木)に、来季からポーランドの石油会社であるPKNオーレン社をスポンサーに迎えることを発表した。
もちろん、PKNオーレンがポーランド出身ドライバーであるロバート・クビサのF1復帰の立役者となったことは間違いない。
PKNオーレンの支援を受けるクビサは8年のブランクを経て2019年にウィリアムズのフルタイムドライバーとしてF1復帰を果たすことが決まっている。
そのPKNオーレンの大株主となっているのがポーランド政府であり、28%近くの株式を所有している。
そして、現在ポーランドのスポーツ担当大臣を務めるヴィトルド・バンカは、PKNオーレンがウィリアムズのスポンサーとなるのは理にかなったことだと主張している。
「多くの企業では、スポーツ協会を支援するために金を使うよりも、直接アスリートたちのスポンサーになるほうがよいということが分かってきたんだ」
自らもかつて陸上選手として活躍した実績を持つバンカは『Wilkowicz Sam na Sam(ヴィルコビッチ・サム・ナ・サム)』にそう語ると次のように付け加えている。
「非常に有名なポーランド人のひとりであるロバート・クビサが世界中で感動を引き起こしている。そんな物語に投資するのは正当なことだよ」