マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が、今季限りでF1から去ることになったフェルナンド・アロンソとこれまで対等に戦う機会がなかったことを残念に思うと語った。
現在21歳のフェルスタッペンは、間違いなく今後のF1を背負っていくドライバーのひとりだ。
子供のころ、アロンソがミハエル・シューマッハのような最強チャンピオンに打ち勝つところを見ながら育ったというフェルスタッペンは、アロンソについてフランスの『Auto Hebdo(オト・エブド)』に次のように語った。
「一度も彼と対戦することができなかったのが残念だよ」
「確かに、僕がF1に昇格したときには彼はここにいたよ。だけど、僕は彼と戦うことはできなかったんだ。彼はチーム(マクラーレン)が抱えた問題によって後方集団にいたからね」
「そのことが僕にとって今後悔いとして残るかもしれないよ」
「セブ(セバスチャン・ベッテル/フェラーリ)とは戦ったし、ルイス(ハミルトン/メルセデス)とも戦った。それは素晴らしい経験だったよ。だけど、僕はフェルナンドとは一度も戦っていないんだ」
そう語ったフェルスタッペンは次のように付け加えた。
「僕がテレビでレースを見ていたときは、ほかのドライバーたちと戦っていたのは常に彼だったんだ」