ミック・シューマッハーは、父ミハエル・シューマッハと叔父ラルフと同じF1へと確実にステップアップしている。来季は噂通りプレマ・レーシングからFIA F2を走ることが発表された。
7度のF1王者を父に持つミック・シューマッハは、2018年ヨーロッパF3で優勝8回、表彰台14回、そしてF3タイトルを獲得し、5度のF1王者ルイス・ハミルトンや、メルセデスのトト・ウォルフ、ゲルハルト・ベルガーなどが賞賛していた。
まだ19歳のミックは、今年ヨーロッパF3タイトルを獲得したプレマ・レーシングとのパートナーシップを継続し、F2へ進むことで着実にステップアップする。2017年F2タイトルを1年目で獲得したシャルル・ルクレール(フェラーリ)の後に続こうとしている。
シューマッハの名がF1に戻ってくれば、2012年のF1ブラジルGP以来となる。
ミック・シューマッハーは、次のように語った。
「来シーズン、FIA F2でプレマと一緒に戦うことを本当に楽しみにしているよ。僕の考えでは僕がこのスポーツで進むべき明確なステップがあるんだ。自分のテクニカル面の経験やドライビング技術をさらに向上させたいからね」
「プレマでF2を戦うことは当然のことだと思っているんだ。プレマファミリーには、チームで一緒に成し遂げたことを感謝してもしきれないからね。アブダビでのF2テストが待ちきれないよ」
ミック・シューマッハーは、2016年のF4時代からプレマの一員として戦っており、今週のアブダビでのF2オフシーズンテストにも参加する予定だ。