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【FP2レポート】トロロッソ・ホンダは惜しくもトップ10ならず トップはメルセデス/F1アブダビGP

2018年11月24日(土)0:02 am

2018年のF1シーズン最終戦となる第21戦アブダビGPが23日(金)、ヤス・マリーナ・サーキット(1周5.554km)で開幕。現地時間17時(日本時間22時)から行われたフリー走行2回目でメルセデスのバルテリ・ボッタスがトップに立った。

●【画像:FP2結果】2018年F1第21戦アブダビGPフリー走行2回目のタイム差、周回数

予選や決勝と同じ時間帯で行われるだけにクルマをセットアップする上で重要な意味を持つこのセッションだが、序盤はここに持ち込まれた3種類のドライタイヤのうち中間に位置するウルトラソフトタイヤをはいたボッタスがトップタイムを刻み、同じくウルトラソフトをはいたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が2番手で続く展開となる。

メルセデスのルイス・ハミルトン、フェラーリのキミ・ライコネンとセバスチャン・ベッテルは最初の走行プログラムに一番堅いスーパーソフトタイヤで臨み、ボッタスとフェルスタッペンの下に位置する展開となった。

セッション開始から30分ほどしたところでまずフェラーリ勢が一番柔らかいハイパーソフトタイヤでコースインし、予選シミュレーションを開始。ライコネンがトップタイムを刻み、ベッテルが2番手で続いた。

その数分後にメルセデス勢、レッドブル勢もハイパーソフトタイヤに履き替えると、ボッタスが1分37秒236のトップタイムをマーク。今年のF1チャンピオンであるハミルトンがそれに続く2番手に浮上した。

しかし、その後フェルスタッペンがメルセデス勢に割り込む2番手タイムをマーク。リカルドも2回目のアタックでフェルスタッペンに次ぐ3番手タイムを刻み、ハミルトンが4番手、フェラーリ勢が5番手6番手に下がった。

7番手にはハースのロマン・グロージャン、8番手にルノーのニコ・ヒュルケンベルグ、9番手にハースのケビン・マグヌッセン、10番手にフォース・インディアのエステバン・オコンが続いた。

セッション終盤は各チームがロングランプログラムに移行。ウルトラソフトタイヤやスーパーソフトタイヤではトップ3チームのペースにそれほどの差はないものの、ハイパーソフトタイヤに関してはレッドブルの方がペースがよく、決勝に向けたセットアップに関してはかなりいい状況にあるという印象を与えた。

ホンダPUを搭載するトロロッソは、ピエール・ガスリーがフリー走行1回目と同じ11番手につけたものの、ブレンドン・ハートレーはフリー1からは2つ順位を下げて16番手でこのセッションを終えている。

■フリー走行2回目トップ10ドライバー

トップ/バルテリ・ボッタス(メルセデス) 1:37.236
2番手/マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 1:37.280
3番手/ダニエル・リカルド(レッドブル) 1:37.428
4番手/ルイス・ハミルトン(メルセデス) 1:37.443
5番手/キミ・ライコネン(フェラーリ) 1:37.461
6番手/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:37.569
7番手/ロマン・グロージャン(ハース) 1:38.060
8番手/ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー) 1:38.230
9番手/ケビン・マグヌッセン(ハース) 1:38.318
10番手/エステバン・オコン(フォース・インディア) 1:38.402

F1アブダビGPフリー走行3回目は、明日の日本時間19時から始まる。

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