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【FP1レポート】トロロッソ・ホンダは11番手 レッドブルが1-2/F1アブダビGP

2018年11月23日(金)20:04 pm

2018年のF1シーズン最終戦となる第21戦アブダビGPが23日(金)、ヤス・マリーナ・サーキット(1周5.554km)で開幕。現地時間13時(日本時間18時)から行われたフリー走行1回目でレッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップに立った。

●【画像:FP1結果】2018年F1第21戦アブダビGPフリー走行1回目のタイム差、周回数

路面温度が43℃とかなり高いコンディションでスタートしたアブダビでの最初のセッションは、まだ路面も荒れた状態のためドライバーたちはマシンのセッティングに重点を置いたプログラムを展開していく。

セッション開始から40分が経過し、各ドライバーが最初の走行プログラムを終えた時点ではフェルスタッペンがトップに立ち、2番手に今季のF1チャンピオンであるルイス・ハミルトン(メルセデス)、3番手に来季ルノーに移籍することが決まっているレッドブルのダニエル・リカルドが続く展開となる。

この時点でトロロッソ・ホンダ勢はピエール・ガスリーが12番手、ブレンドン・ハートレーが14番手に位置する。

90分のセッションが残り40分ほどとなったあたりから各チームが2回目の走行プログラムを開始。

すると、ここに持ち込まれたドライタイヤの中で一番柔らかいコンパウンドのハイパーソフトタイヤでコースに戻ったフェルスタッペンがこのセッションでの最速タイムとなる1分38秒491をマーク。するとチームメートのリカルドがそれに次ぐ2番手タイムを刻み、レッドブル勢が1-2体制を築く。

しかし、予選や決勝は路面温度がもっと低くなる夕方から開始されることもあり、メルセデス勢やフェラーリ勢は2回目の走行プログラムではハイパーソフトを温存して中間に位置するウルトラソフトタイヤや一番堅いスーパーソフトタイヤでの周回に終始。どのドライバーもこのセッションでは積極的に予選シミュレーションを行うことなく、たんたんとセッションが進んでいく。

こうした状況のため、このセッションの結果で予選や決勝を占うのは非常に難しいものの、まずはレッドブル勢が安定した速さを示してみせた。だが、このあとに行われるフリー走行2回目は予選や決勝と同じ時間帯で行われるため、メルセデスやフェラーリがどういうパフォーマンスを見せるかということに注目が集まることになりそうだ。

ガスリーが11番手、ハートレーが14番手で終えたトロロッソ・ホンダ勢についても、フリー走行2回目でどこまでパフォーマンスを上げてくるかがポイントとなりそうだ。

だが、セッション終盤にはガスリーのマシン後部から煙が上がりピットクルーが消火器を使用するというシーンも見られるなど、今後に向けて少し不安を残す終わり方になってしまったのが気にかかるところだ。

■フリー走行1回目トップ10ドライバー

トップ/マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 1:38.491
2番手/ダニエル・リカルド(レッドブル) 1:38.945
3番手/バルテリ・ボッタス(メルセデス) 1:39.452
4番手/ルイス・ハミルトン(メルセデス) 1:39.543
5番手/エステバン・オコン(フォース・インディア) 1:40.102
6番手/ケビン・マグヌッセン(ハース) 1:40.235
7番手/キミ・ライコネン(フェラーリ) 1:40.417
8番手/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:40.453
9番手/カルロス・サインツ(ルノー) 1:40.588
10番手/ロマン・グロージャン(ハース) 1:40.663

F1アブダビGPフリー走行2回目は、この後日本時間22時から始まる。

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