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ミック・シューマッハ、親友にも父親のことは語らず

2018年11月21日(水)19:19 pm

7度F1チャンピオンとなったミハエル・シューマッハの19歳となる息子ミック・シューマッハが2018年のヨーロッパF3チャンピオンとなり、近い将来F1に昇格するのは間違いないだろうと考えられている。

だが、有名な父親は2013年の年末にスキー中に転倒し頭を強打。一時は生命も危ぶまれる状況だった。幸い一命は取り留めたミハエルはその後の長い昏睡からも覚め、現在はスイスの自宅で療養生活を送っている。

ミハエルの家族や関係者はかたくなに情報提供を拒んでおり、現在彼がどういう状況にあるのかはまったく分からない状態が続いている。

■ミックはフェルスタッペンとは全く違うタイプ

ミックのレース仲間であり、親友でもあるニクラス・ニールセンは、母国デンマークの『BT』紙にミックについて次のように語った。

「彼のことはすごくよく知っているよ。個人的にもね」

「彼はすごく大人しくて冷静な男だよ。すごく上品で友好的だし、誰とでも話をするんだ」

「彼は、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)のように何に対しても誰に対しても気を遣うことなどなく、ただ勝利を追い求めるようなやつとは全然違うよ」

■ミックもミハエルのことは何も話さない

そのニールセンは、ミハエルとも会ったことがあるという。もちろん、例のスキー事故が起こる前の話だ。

だが、その事故のあとは、親友のミックでさえ、自分の父親のことを話すことはなくなったのだという。

「(ミハエルのことは)完全に閉ざされていたし、話に出たこともなかった。僕はラルフ・シューマッハ(ミハエルの弟)と彼のチームでまだ少しばかりカートをやっているんだ。でも誰もそのことについては話をしないよ」

「ミハエルはまだ回復途上なのかもしれないし、姿を見せるとしたら完全にリハビリテーションを終えてからになるだろうね。だけど、どういう状況なのかは分からないんだ」

そう語った21歳のニールセンは次のように付け加えた。

「ミックは、彼の父親のことを悲しく思っているというようなことは言わないんだ。ただ、何度か、ときどきつらくなることがあると言っていたよ」

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