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ウィリアムズ、22日(木)にロバート・クビサ起用を発表か

2018年11月20日(火)16:45 pm

ウィリアムズの2019年のドライバー体制が間もなく明らかとなるかもしれない。

ウィリアムズではすでに来季メルセデスの育成ドライバーであるジョージ・ラッセルの起用を発表している。だが、もうひとつのシートに誰が座ることになるのかはまだ明らかとなっていない。

現在、そのシートを獲得する可能性が最も大きいと考えられているのがロバート・クビサだが、クビサの母国ポーランドの『Przeglad Sportowy(プシェグロンド・スポルトヴィ)』によれば、ウィリアムズは今季のF1最終戦アブダビGP(25日決勝)の開幕前日となる22日(木)に何らかの発表を行う計画をしているという。

ウィリアムズでは今季ランス・ストロールとセルゲイ・シロトキンがドライバーを務めているが、ストロールは2019年には父親が新オーナーとなったフォース・インディアへ移籍することが公然の秘密となっている。

もしうわさ通りクビサがもうひとつのシートを獲得することになれば、今季ウィリアムズからF1デビューを飾ったロシア人ドライバーのシロトキンはわずか1年でF1シートを失うことになる。

「今はここに座りながら、はっきりして欲しいと思っている」

母国ロシアの『Sport Express(スポルト・エクスプレス)』にそう語った23歳のシロトキンは次のように付け加えた。

「最近のニュースを読むのはすごく不快だよ。だけど、アブダビでまたクルマに乗ればそういうことはすべて忘れてしまうよ」

だが、シロトキンは来季再びリザーブやテストドライバーに戻りたいとは思わないと次のように続けている。

「もちろん、そんなつもりはないよ。僕は繰り返し言ってきたけれど、僕は今季みんなが思っている以上につぎ込んできたんだ。だから、なにがなんでも欲しいのはどこかほかへ行くために必要な自分の仕事の結果だ」

「今年は今後に向けた仕事をしてきたのは確かだ。来シーズンに得られる結果のためにね。もし僕が取り組んできたことを失うことになれば、ものすごく失望させられることになるよ」

こうしたシロトキンの発言からも、ウィリアムズが2019年には誰か違うドライバーを起用する方向に動いているのは間違いなさそうだ。

もしうわさ通りクビサが来季のフルタイムドライバーに起用されれば、クビサにとっては2010年以来9年ぶりのF1復帰ということになる。

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