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【WEC】トヨタ8号車のアロンソ「勝利を争える速さがあった」中嶋一貴「好調だったが不運なレース」

2018年11月19日(月)12:56 pm

11月18日(日)中国・上海国際サーキットでFIA世界耐久選手権(WEC)2018-2019スーパーシーズン第5戦となる上海6時間の決勝レースが行われた。悪天候の中、赤旗やセーフティカー多発の荒れたレースとなったが、TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRID 7号車が勝利。8号車が2位で続き、2戦連続での1-2フィニッシュを果たした。

■TS050 HYBRID 7号車 (小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス):
決勝:1位、 113周、ピットストップ 8回、スターティンググリッド:1番手、最速ラップ(2分01秒995)

■TS050 HYBRID 8号車 (中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソ):
決勝:2位(トップと1秒419差)、 113周、ピットストップ 9回、スターティンググリッド:2番手、最速ラップ(2分01秒381)

前戦富士に続く2連勝を飾った7号車の小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスは、ドライバーズタイトル争いで首位を行く8号車との差を5ポイントへ縮めた。

中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソの8号車は差を詰められたもののドライバーズランキング首位を堅守。また、チームは今季4度目の1-2フィニッシュを飾ったことで、チームランキングでもライバルチームとの差を28ポイントへと拡げた。

■中嶋一貴(8号車)

「難しいコンディションでの難しいレースでした。我々のTS050 HYBRIDは好調でしたが、セーフティカーラン中のピットストップで運がありませんでした。2戦連続で不運なレースになってしまいましたが、この先は運が戻って来てくれることを願っています。これで今年のWEC戦は終わりますが、シーズンはまだ3戦残っており、再び表彰台の中央に戻るべくプッシュを続けて行きます」。

■セバスチャン・ブエミ(8号車)

「私は非常に難しい第1スティントを担当しましたが、我々のTS050 HYBRIDはあのようなヘビーウェットコンディションでも速かったです。個人的には、チームメイトから首位を奪うことも出来ましたし、自分のドライビングには満足しています。我々は非常に好調な車両と勝てるだけのスピードを持っていましたが、ピットストップで7号車の方に少し運がありました。それだけに最終的な結果はちょっと残念です」。

■フェルナンド・アロンソ(8号車)

「悪天候とヘビーウェットコンディション、そしてセーフティカーに翻弄されたレースでした。悪天候下でのレースは視界が悪く、いつもとても辛いレースになります。我々の8号車は好調で速かったですし、我々もベストを尽くし、今日は勝利を争える速さがあったと思います。最終的に勝利には届きませんでしたが、次戦また挑戦します」。

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