NEXT...F1開催スケジュール

【トロロッソ・ホンダ】2019年に山本尚貴起用の可能性も?

2018年11月19日(月)17:25 pm

最近、日本人ドライバーの山本尚貴が2019年にトロロッソ・ホンダのドライバーを務める可能性もあるとのうわさがささやかれ始めている。

■2019年にクビアトのチームメートとなるのは?

トロロッソでは来季レッドブルに昇格するピエール・ガスリーの後任として昨シーズン途中までドライバーを務めていたロシア人ドライバーのダニール・クビアトが復帰することをすでに発表している。

だが、今季ブレンドン・ハートレーが座っているシートに関しては、まだ誰が座ることになるのか不透明な状況が続いている。

今季期待された結果が出せていないハートレーがシートを失うのはほぼ確実だと考えられており、その後任候補にはこれまでロバート・クビサ(現ウィリアムズ控えドライバー)やF3に参戦しているイギリス人ドライバーのダン・ティクトゥムの名前も挙げられていた。

しかし、ウィリアムズの2019年のシートを得る可能性が高いと考えられているクビサは最近トロロッソに行くことは絶対にないと発言。

また、レッドブルの育成ドライバーであり、今年のマカオGP勝者となったティクトゥムに関してはF1に昇格するために必要なスーパーライセンスポイントが基準に満たないことから2019年にF1デビューを果たすことは不可能となっている。

そのティクトゥムに関しては、2019年は日本のスーパーフォーミュラにフル参戦することになると考えられている。

■最有力候補のアルボンに疑問符

そして、最近最有力候補だと報じられてきたのがイギリス生まれのタイ人ドライバーであるアレキサンダー・アルボンだ。

そのアルボンに関しては、2019年に日産e.damsからフォーミュラEにフル参戦する契約を結んでいることが知られている。そして、これまでの報道によれば、レッドブルがその契約を解除してくれるよう日産と交渉していることが明らかとなっていた。

だが、最近、その交渉がうまくまとまらなかったのではないかと考えられるようになってきている。というのも、このほどフォーミュラEが発表した2018-2019年シーズンの公式エントリーリストにアルボンの名前が載っているためだ。

■山本尚貴有力説も

こうした中、ひょっとすると今年日本のスーパーフォーミュラ、さらに、元F1ドライバーのジェンソン・バトンと組んでスーパーGTのタイトルも獲得した30歳の山本尚貴がホンダのバックアップを受けてトロロッソ・ホンダのもうひとつのシートを獲得する可能性もありそうだと考えられ始めているようだ。

山本尚貴に関してはF1昇格に必要なスーパーライセンスポイントも基準を満たしており、条件さえ整えばF1デビューできる状況にあるのも確かだ。

ジュニアチームであるトロロッソのドライバー決定に大きな影響力を持つレッドブルのヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)は、少し前にトロロッソのドライバーラインアップが確定するのは2019年シーズン開幕前テストの直前になる可能性もあると示唆していた。

ともあれ、誰がクビアトのチームメートとして2019年のトロロッソのドライバーを務めることになるのかが分かるまでにはもうしばらく時間がかかりそうだ。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック