マクラーレンは、2019年5月26日(日)に行われる第103回インディアナポリス500に、フェルナンド・アロンソと出場すると発表した。
インディ500に2度目の挑戦となるアロンソは、世界三大レースのF1モナコGP、ル・マン24時間を制覇しており、残すはインディアナポリス500で勝利となっている。このトリプルクラウンを達成したのは、1972年にル・マン24時間で勝利したグラハム・ヒル、ただ一人だが、アロンソは2人目のドライバーになろうとしている。
マクラーレンとアロンソは、2017年にインディアナポリス500に出場。アロンソはルーキーにも関わらず何周かをリードしていたが、レース終盤にトラブルによりリタイアとなった。
マクラーレンはインディ500を3度制覇している。最初は1972年にプライベート・エントリーをした時、そして1974年と1976年はジョニー・ラザフォードと共にエントリーして、インディ500を制覇した。
そして2019年、マクラーレン・レーシングとして復帰する。
■ザック・ブラウン(マクラーレン・レーシングCEO)
「我々はこの信じられないほどのレースと、ブリックヤードへ戻ることを楽しみにしている。
マクラーレンはインディアナポリス500とは長い親密な関係を持っており、フェルナンドとはやり残したことがあるんだ。
インディ500で勝つのは簡単なことではないが、大きなチャレンジだ。我々はレースとライバルを最大限尊重している。だから、我々は幻想の中にいるわけではないんだ。
しかし、マクラーレンはフェルナンドと同じように、レーサーなんだ。我々はそれをやろうとしているんだよ」。
■フェルナンド・アロンソ
「僕はトリプルクラウンを達成したいという僕の望みを明確にしてきた。
2017年にインディアナポリスで素晴らしい経験をしたが、機会があれば僕は戻るということは心の中では分かっていたんだ。特にマクラーレンと一緒に帰ってくることができてうれしいよ。
常に僕の一番の選択だったから、チームがこの挑戦を行うと決めた時は嬉しかったよ。
厳しいレースだけど、大きなチャレンジになるだろう。しかし、我々はレーサーであり、それが僕たちがレースをする理由だ。
最も楽しみにしていることの1つは、たくさんのファンをもう一度見ることだ。彼らは本当に素晴らしいんだよ」。