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【FP1レポート】トロロッソ・ホンダのハートレーが9番手 ガスリーはPU交換/F1メキシコGP

2018年10月27日(土)2:06 am

2018年F1第19戦メキシコGPが10月26日(金)、エルマノス・ロドリゲス・サーキット(1周4.304km)で開幕。現地時間午前10時(日本時間27日午前0時)から行われたフリー走行1回目でレッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップに立った。

●【画像:FP1結果】2018年F1第19戦メキシコGPフリー走行1回目のタイム差、周回数

晴天に恵まれたメキシコシティでの今年最初のF1セッションが開始されると、F1マシンがまだホコリを舞い上げるという荒れた路面コンディションのもとでまずはフェラーリ勢がタイムを刻んでいく。

序盤はセバスチャン・ベッテルがトップ、キミ・ライコネンが2番手に位置する状況となるが、セッション開始から30分が経過したころからほとんどのドライバーたちがタイムアタックを開始すると、レッドブル勢が速さを見せる。

F1公式タイヤサプライヤーであるピレリに1セットのタイヤを返却することが義務づけられているセッション開始から40分の時点で全ドライバーが最初の走行プログラムを終えるが、この時点でのトップはレッドブルのダニエル・リカルド、それにチームメートのマックス・フェルスタッペンが続き、3番手に今季のF1ドライバーズタイトル獲得に王手をかけたルイス・ハミルトン(メルセデス)、4番手にそのチームメートであるバルテリ・ボッタス、5番手にルノーのカルロス・サインツが続く展開となった。

一方、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーはインストレーションを行ったのみでその後コースに姿を現さない。この時点で、最新スペックPUから以前のPUに交換する作業が行われているという情報が伝えられた。

その後、各ドライバーが2回目の走行プログラムを開始。90分で行われるセッションの残り時間が35分ほどとなったところでフェルスタッペンが1分16秒656を刻んでトップに立った。

2番手にリカルド、そして3番手4番手にルノーのサインツとニコ・ヒュルケンベルグが続く展開となる。

ここでこのサーキットに持ち込まれたドライタイヤの中で一番柔らかいハイパーソフトタイヤを温存し、中間に位置するウルトラソフトタイヤでこの時間帯の走行に臨んだメルセデス勢はハミルトンが5番手、ボッタスが6番手。フェラーリ勢はベッテルが7番手、ライコネンが8番手にとどまった。

セッション終盤には各チームがロングランプログラムに移行したことで大きな順位変動は起こらず、結局レッドブル勢が1-2体制を築いてこのセッションを終えている。

そして3番手4番手にルノー勢が続き、セッションのトップ4をルノーPU搭載マシンが占めるという珍しい形となった。

トロロッソ・ホンダは、結局ガスリーがインストレーション後はまったく走行できず、ノータイムでこのセッションを終えることになったが、ブレンドン・ハートレーはトータル29周を消化し、順位もトップ10に食い込む9番手となっている。

■フリー走行1回目トップ10ドライバー

トップ/マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 1:16.656
2番手/ダニエル・リカルド(レッドブル) 1:17.139
3番手/カルロス・サインツ(ルノー) 1:17.926
4番手/ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー) 1:18.028
5番手/ルイス・ハミルトン(メルセデス) 1:18.075
6番手/バルテリ・ボッタス(メルセデス) 1:18.322
7番手/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:18.746
8番手/キミ・ライコネン(フェラーリ) 1:18.936
9番手/ブレンドン・ハートレー(トロロッソ) 1:19.024
10番手/ニコラス・ラティフィ(フォース・インディア) 1:19.078

F1メキシコGPフリー走行2回目は、このあと日本時間午前4時から始まる。

●【ハイライト動画】トロロッソ・ホンダ、ハートレーが9番手発進 ガスリーPU交換で走行できず/F1メキシコGP
●【オンボード映像】F1メキシコGPのコースをベッテルのオンボード映像で紹介

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