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フェラーリ復活のキーは旧バージョンだった・・・ベッテル「自分もフェラーリももっと学ぶ必要がある」

2018年10月24日(水)11:40 am

フェラーリのセバスチャン・ベッテルが、F1タイトルを獲得するためには自分もチームももっと改善することが必要だと認めた。

■シーズン後半に失速したフェラーリとベッテル

今季前半のフェラーリとベッテルは最強メルセデスを上回るパフォーマンスを見せ、多くのフェラーリファンがついに今年はフェラーリが2007年のキミ・ライコネン以来となるドライバーズタイトルを手にするだろうとの期待に胸を膨らませていた。

ところが、シーズンが後半に入るとベッテルもフェラーリのF1マシンも失速。ドライバーのミスやチームの戦略ミスもつづき、あっという間にハミルトンに大きくリードを広げられてしまった。

■アメリカではクルマを旧バージョンに戻していた

オースティンで開催された前戦F1アメリカGPではフェラーリのF1マシンが再び力を取り戻してきたという印象を与えた。しかし、ベッテルはそれが少し遅すぎたと次のように語った。

「クルマをかなり前のバージョンに戻したんだ。そして、その方がよかったみたいだね。突然また楽に運転できるようになったよ」

「だけど、重要なパーツを換えたら後退してしまうというのは決していいことではないよ」

■自分もフェラーリももっと成長できる

今季はドライバーエラーもたくさん犯してしまったベッテルに対しては批判的報道もかなり多くなっているが、ベッテルも自分自身にも課題があると認め、次のように続けた。

「冬の間に目を向けるべきことがたくさんある。僕自身も含めてね。僕は自分が犯したミスを認めることに何の問題もないよ」

「最も重要な要素は、僕たちにシーズンを通じて望んでいたようなスピードがなかったことだと僕は思っている。時には、それがほかのまずい問題を発生させる引き金になっていたんだ」

そう語ったベッテルは次のように締めくくっている。

「概して、僕たちにはもっとやれるだけの力はある。だから、ある意味では、すべての面で僕たちはもっと成長し、学ぶことができるということさ」

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