フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)がウィリアムズのランス・ストロールを強く非難した。
●【画像:決勝レース結果】2018年F1第18戦アメリカGP決勝のタイム差、周回数、ピット回数
オースティンで開催されたアメリカGP決勝を13番グリッドからスタートしたアロンソだが、その直後のターン4でストロールにクルマをぶつけられてしまい、1周もできずにレースを終えてしまった。
「中団グループにあれほど低レベルなやつがいるのは本当に奇妙だよ」
F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)の競技委員たちはストロールロールに対しドライブスルーペナルティーを科すとともに、2ペナルティーポイントを与える裁定を行っている。
だが、不満を抱えたアロンソはFIAの対応は生ぬるいと次のように続けた。
「ものすごく大きな事故が起こるまで彼らは何もしようとしないんだ。だけど、面白いことに、ほかのカテゴリーでは何人かのアマチュアや60歳のドライバーも含む34台のクルマでレースを楽しむこともできるし、そこでは何も起こらない」
今季F1とかけもちでフル参戦しているWEC(世界耐久選手権)に言及したアロンソは次のように付け加えた。
「ここではレンタルのゴーカートみたいにバンパーを付ける必要があるね。そうすればレースもできるよ」
アロンソは、一番悔しいのはたとえFIAがストロールにペナルティーを科したにせよ、自分のレースはもうあそこで終わってしまっていて取り返しがつかないことだと次のように続けている。
「重要なことはレースをフィニッシュできるのかできないのかということだからね」
「僕たちはここに月曜日(15日)に来て水曜日(24日)までいることになっている。だから300メートル走るために9日を費やすってことさ。本当に後味が悪いよ」