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【トロロッソ・ホンダ】ハートレーは戦略も成功、レース後に繰り上がりで2ポイント獲得/レースレポート

2018年10月22日(月)16:40 pm

トロロッソ・ホンダがF1アメリカGP決勝レースを次のように振り返った。

●【画像:決勝レース結果】2018年F1第18戦アメリカGP決勝のタイム差、周回数、ピット回数

■トロロッソ・ホンダ:レースレポート

F1第18戦アメリカGP、決勝レースが午後1時10分より行われた。サーキットは、この週末で一番の好天となり、気温も20℃まで上がり、決勝を迎えた。

レッドブル・トロロッソ・ホンダの2台は、パワーユニット(PU)交換のペナルティーのため、最後列グリッドとなり、ピエール・ガスリーが19番手、ブレンドン・ハートレーは20番手。2台はともにスーパーソフトタイヤでスタートした。

■荒れた序盤をくぐり抜ける

午後1時10分にフォーメーションラップがスタートし、56周のレースが幕を開けた。1周目、第1コーナーなどで複数のアクシデントが起こったが、ガスリーとハートレーはそれらに巻き込まれることなく通過し、1周終了時にはハートレーが12番手、ガスリーが14番手と大きくポジションを上げた。

その後、スピンして追い上げてきたフェラーリのセバスチャン・ベッテルにパスされ、それぞれポジションを落とす。9周目にレッドブルのダニエル・リカルドがコース上にストップし、ハートレーは12番手に戻った。このストップでVSC(バーチャルセーフティカー)が発動され、そのタイミングでガスリーはピットインし、ソフトタイヤに交換、15番手でレースに戻る。

■ハートレー、タイヤ交換を引き延ばし順位アップ

同様に上位車のピットインもあり、ハートレーは11番手に上がり、レースは中盤を迎える。20周を過ぎ、各車ピットインのタイミングとなった。ハートレーは26周目に8番手に上昇。28周目にハートレーはピットインし、ソフトタイヤに交換すると、15番手でレースに戻った。

一方、14番手を走行していたガスリーは、序盤に交換したタイヤの磨耗が進み、ペースを上げられない状況だ。他車のピットインでガスリー12番手、ハートレー13番手となり、35周目にガスリーとハートレーのポジションが入れ替わり、ハートレーが12番手となった。その直後の37周目、ガスリーは2度目のピットインを行い、ウルトラソフトタイヤに交換、15番手でレースに戻った。

■レース後にまさかの展開で2ポイント獲得

40周目、上位車のピットインによってハートレーは11番手になった。ガスリーは15番手からペースを上げて追い上げ、50周目に前車をオーバーテイクし14番手にポジションアップ。ハートレーも一時は後続に迫られたが、終盤自己ベストラップを更新するハイペースで走行し、11番手でチェッカーフラッグを受けた。

レース後、上位の選手2人(エステバン・オコンとケビン・マグヌッセン)が失格となり、ハートレーは9位に、ガスリーは12位に繰り上がった。ハートレーは、ドイツGP以来のポイント獲得を果たした。

F1第19戦メキシコGPはメキシコシティのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで10月26日~28日に行われる。

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