ルノーのレーシング・テクニカル・アドバイザーを務めるボブ・ベルが、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)はフェアではないと苦言を呈した。
レッドブルは今季限りでルノーと決別し、来季はホンダに移行することが決まっている。
そんな中、フェルスタッペンは今季もたびたびルノーから供給されているPU(パワーユニット)に対する批判コメントを口にしている。
ベルは、フェルスタッペンの母国オランダの『Ziggo Sport(ジッホ・スポルト)』に次のように語った。
「マックスにとっては速く走ることがすべてなんだ。彼は若いし、せっかちだからね」
「彼は勝利することを望んでいるし、自分にそれだけの力があることも分かっている。そして彼は自分のクルマのせいでそれがかなわないことに失望している。しかし、彼が批判するのは我々のエンジンに対してだけだ」
「自分たち(ルノー/ワークスチーム)が使っているエンジンと顧客チームに供給しているエンジンには何の違いもないよ」
そう主張したベルは次のように付け加えた。
「搭載の仕方がレッドブルのクルマに影響を与えているのかもしれないし、あるいは彼らが単に不運だっただけかもしれないよ」