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リカルドのルノー移籍は「心配だ」とマーク・ウェバー

2018年10月17日(水)5:15 am

オーストラリア出身の元F1ドライバーであるマーク・ウェバーは、後輩ドライバーのダニエル・リカルドがレッドブルを離脱してルノーへ移籍するという決断をしたことを少し残念だと思っているようだ。

2013年までレッドブルで走っていたウェバーの後任として2014年にジュニアチームのトロロッソから昇格を果たしたリカルドだが、その年は前年まで4年連続でF1チャンピオンに輝いていたセバスチャン・ベッテル(現フェラーリ)をしのぐ成績を残し、F1トップドライバーの仲間入りを果たした。

しかし、リカルドは今季限りでレッドブルに別れを告げて2019年にはまだ中団グループに位置しているルノーに所属することを選択。このニュースは世界中のF1ファンを驚かせた。

このリカルドのルノー移籍について、ウェバーは母国オーストラリアの『Fairfax Media(フェアファクス・メディア)』に次のように語った。

「みんなで落ち着いてよく見てみないとね。だけど、この移籍に関しては少しばかり批判的意見もある」

「彼も短期的には厳しいということは分かっているよ。来年、彼はレッドブルの後ろに位置することになるだろう。彼はあそこ(ルノー)で長期的な見込みを立てているんだ。そこが心配なところだよ」

そう語ったウェバーだが、F1では時としてリスクをとらなくてはならない場合があるのも分かっている。

「一歩下がって二歩進むというようなことをしなくてはならない時もあるんだ」

そう語ったウェバーは次のように付け加えた。

「彼にはまだ多くの時間が残されている。だけど、僕たちはみんな、もっと競争力があるところで走る彼を見てみたかったと思うよ」

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