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ウィリアムズ入りがうわさされるマルケロフの父親が逮捕

2018年10月03日(水)19:10 pm

2019年にF1デビューする可能性もあると言われているアルテム・マルケロフだが、その夢がはかなく消えてしまうことになるかもしれない。

今季ルノーの開発担当ドライバーを務めている24歳のマルケロフだが、今季はF2選手権に参戦しており、現時点ではランキング5番手につけている。

そして、マルケロフは先週末に母国ロシアで行われたF1ロシアGPの金曜フリー走行1回目にルノーから出走するチャンスを得ていた。

F1パドックでは、資産家の父親の支援を受けるマルケロフが2019年にはウィリアムズからF1デビューするかもしれないとうわさされており、そのことについて質問されたマルケロフはその可能性は「フィフティー・フィフティー」だと答え、次のように付け加えていた。

「あと1か月半のうちには分かると思うよ」

だが、そのマルケロフにとってショッキングな事件が発生してしまった。

ソチでF1ロシアGPが開催された週末に、マルケロフの父親であるヴァレリーがロシア当局に逮捕され、身柄を拘束されてしまったのだ。

ロシアの鉄道産業に関連する巨大な合弁企業を率いるヴァレリー・マルケロフには、政府の官僚に対して20億ルーブル(約35億円)もの贈賄を行ったという嫌疑がかけられているという。

今後、父親の裁判が行われることになると考えられるが、いずれにしても今回の件はマルケロフのレースキャリアにとって、そして、うわさされているようにマルケロフ起用を検討していたとすれば、ウィリアムズにとっても大きな打撃となるのは間違いなさそうだ。

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