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【トロロッソ・ホンダ】クビアトの復帰を間もなく発表か チームメートはいまだ不透明

2018年09月29日(土)12:24 pm

レッドブルとそのジュニアチームであるトロロッソは、2019年にダニール・クビアトがトロロッソのドライバーとして復帰することを29日(土)に発表することになるようだ。

■ロシアGP予選日にクビアト復帰発表との情報

最近のうわさではかつてのレッドブル所属ドライバーであり、昨シーズン中に契約を解除されていたロシア人ドライバーの復帰が28日(金)にも発表されるだろうと言われていた。

だが、関係者からの情報によれば、予選が行われる土曜日に発表が予定されているという。

F1ロシアGP(30日決勝)が開催されているソチでロシアのF1ファンにとってうれしいニュースが発表されることになるのかと質問されたフランツ・トスト(トロロッソ/チーム代表)はほほ笑みを浮かべながら次のように答えた。

「すべてのF1ファンにとっていいニュースとなるだろうね」

■ティクトゥム昇格計画はとん挫?

しかし、2019年に誰がクビアトのチームメートとなるのかに関してはいまだ不透明な状況が続いている。

レッドブルのドライバー育成責任者として知られるヘルムート・マルコは、現在ヨーロッパF3に参戦しているイギリス人若手ドライバーのダン・ティクトゥムをなんとかF1に昇格させようと、来シーズン開幕までに必要なスーパーライセンスポイントを取得させることを考えているとほのめかしていた。

だが、シーズン前半にはF3タイトル獲得がかなり有望だったティクトゥムは最近ミハエル・シューマッハの息子ミックの驚異的な反撃にあい、現時点では3レースを残す時点でミックに49ポイントもの大差をつけられてしまっている。

このままティクトゥムがF3タイトルを逃すことになれば、仮に冬の間に行われるほかのF3シリーズでポイントを稼いだにしてもF1スーパーライセンス取得が可能となる見込みはなくなってしまう。

さらに、ティクトゥムが最近シューマッハに対して不適切な発言を行ったことで、レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーもまだティクトゥムにはF1に昇格するだけの資格がないと考え始めたようだ。

ホーナーはフィンランドのテレビ局『MTV』に次のように語った。

「彼(ティクトゥム)には才能がある。だが、彼はF1にさらに近づく前にもっと成長する必要があるよ」

■ミック・シューマッハ獲得の可能性は?

レッドブルでは躍進著しいミックの獲得も視野に入れているようだとのうわさもあった。だが最近、かつてミハエルが所属していたフェラーリがミックとの間に強いつながりがあることを示唆したとともに、ミックは2019年にはF1直下の下位カテゴリーであるF2に参戦する可能性が高いと考えられている。

最近、マルコはミック獲得を目指しているのではないかとのうわさに関し、「まったく何の根拠もない話だ」とその可能性を否定するコメントを行っている。

こうした中、2019年にはブレンドン・ハートレーが残留となる可能性も高くなったとの見方もあるが、もうひとりのドライバーが誰になるのかに関してはもう少し様子を見る必要がありそうだ。

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