F1イタリアGP初日を、トロロッソ・ホンダが次のように振り返った。
●【FP2結果】2018年F1第14戦イタリアGPフリー走行2回目のタイム差、周回数
■トロロッソ・ホンダ初日レポート
F1世界選手権第14戦は、ヨーロッパでのシーズン最後の戦いとなるイタリア・モンツァで幕を開けた。F1カレンダーの中で最も長い歴史と伝統を誇るイタリアGPの舞台モンツァは、シーズン中トップレベルの高速コースとして知られている。
また、トロロッソにとっては、ホームレースとなる特別なグランプリでもある。初日の金曜日、モンツァは朝から黒い雲に覆われ、午前中は雨が降り注ぎ、午後には雨は上がる天候の下、プラクティス1、プラクティス2が行われた。
■フリー走行1回目
午前11時、プラクティス1の開始直前に雨脚が強くなり、全車レインタイヤでの走行となった。
気温17℃、路面温度21℃のコンディション。レッドブル・トロロッソ・ホンダの2台は、レインタイヤで1ラップ走行し、ピットに戻る。
雨は上がらないものの、路面コンディションは徐々に回復し、セッション開始から35分が経過した時点で、レッドブル・トロロッソ・ホンダの2台は、インターミディエイトタイヤでコースイン。コンディションの回復とともにタイムを伸ばす。
このセッションで、ブレンドン・ハートレーのベストラップは1分35秒024で4番手、ピエール・ガスリーは1分35秒438で6番手となった。
■フリー走行2回目
午後3時からのプラクティス2では雨は上がり、路面は完全にドライコンディションとなった。セッション開始まもなく、ザウバーのマーカス・エリクソンがメインストレートエンドでクラッシュし、セッションは赤旗中断となる。
セッション再開後、レッドブル・トロロッソ・ホンダの2台はソフトタイヤで走行を開始し、ともに10ラップを走行した。その後、スーパーソフトタイヤに履き替えたガスリーは1分23秒888、1分23秒402とタイムアップを果たす。
長めのピットストップを挟み、ハートレーはスーパーソフトタイヤでコースイン。1分23秒684、1分23秒531とベストラップを伸ばし16番手となっている。
ガスリーはスーパーソフトタイヤでのロングランを行い、セッション終盤に再びソフトタイヤに履き替えプログラムを順調に消化、14番手でプラクティス2を終えた。
イタリアGP2日目は9月1日(土)、正午(日本時間午後7時)よりプラクティス3、午後3時(日本時間午後10時)より予選が行われる。