現在F1公式タイヤサプライヤーを務めているピレリが、2020年以降もその役割を担う可能性が高いようだ。
F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)は現在2020年から2023年までF1公式タイヤサプライヤーとなるための入札手続きを開始しているが、その中には2021年から現在の13インチではなく、18インチホイールを導入することも記されていることが明らかとなっている。
だが、ドイツの『Speedweek(スピードウィーク)』は、ある匿名のF1チーム代表者が2020年以降もピレリが公式タイヤサプライヤーを継続することになるのはほぼ間違いないと次のように語ったと報じている。
「基本的には入札にはならないよ。それ(入札要領提示)はFIAとしての手続きでしかないんだ」
「新たなメーカーが参入すれば現在のレギュレーションのもとで2020年のタイヤを製造し、2021年からはまったく違うタイヤを製造することになる。どこにそんなことをしたがる会社がある?」
「私に言わせれば、F1唯一のタイヤサプライヤーになれるのがピレリだけだというのは明らかだよ」とその人物は付け加えている。