トロロッソ・ホンダがF1ベルギーGP決勝レースを次のように振り返った。
●【画像:決勝レース結果】2018年F1第13戦ベルギーGP決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
■トロロッソ・ホンダ:レースレポート
F1第13戦ベルギーGPの決勝レースが午後3時10分より行われた。レースの開催地、スパ・フランコルシャンは朝から気温が低い天候だったが、レース開始時には好天に恵まれ、気温17℃、路面温度29℃のコンディションとなった。
レッドブル・トロロッソ・ホンダの2台は、ピエール・ガスリーが5列目10番手、ブレンドン・ハートレーは6列目11番手からのスタート。ガスリーはスーパーソフトタイヤ、ハートレーはソフトタイヤでそれぞれコースインした。
15時10分にフォーメーションラップがスタートし、44周のレースが幕を開けた。レースはスタート直後の第1コーナーで多重クラッシュが発生し、序盤早々からセーフティカーが導入される波乱の幕開けに。このアクシデントを無事にかわした2台はそれぞれポジションを上げ、ガスリーが8番手、ハートレーが12番手となる。
4周目にレースが再開され、ガスリーはポジションを守りつつ先行車を追いかける。ハートレーは6周目に後続に先行を許し13番手に、7周目には後方から追い上げるメルセデスのバルテリ・ボッタスにポジションを明け渡し、14番手となる。18周目には、ガスリーもボッタスにパスされ9番手となった。
レースは中盤に入り、各車ピットストップのタイミングを迎えた。25周終了時点でガスリーがピットイン、ソフトタイヤに履き替え10番手でレースに戻る。上位車のピットインで27周目には9番手へポジションを上げたガスリーは、その後もペースを落とさずに周回を重ね、9番手をキープしたまま44周を走りきりチェッカーフラッグ。
タイヤ交換を引き延ばしたハートレーは、10番手を走行していた32周目にピットイン。スーパーソフトタイヤに交換し、14位完走を果たした。
ガスリーは前戦ハンガリーに続いてポイントを獲得。高速コースのスパ・フランコルシャンで入賞を果たすとともに、トップと同一周回でフィニッシュした。
連戦となる第14戦イタリアGPは、モンツァで8月31日(金)~9月2日(日)にかけて行われる。