16日(木)、2018年FIA世界ラリー選手権(WRC)第9戦ラリー・ドイチェランドが開幕。デイ1としてドイツ西南部のザンクト・ヴェンデル市街地でSS1が行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック(ヤリスWRC 8号車)が総合1位に、エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC 9号車)が総合12位に、ヤリ-マティ・ラトバラ(7号車)が総合15位につけ、ヤリスWRCは全車がSS1を走破した。
■オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
「すぐに良いペースをつかむ事ができて良かったと思います。このラリーに向けてのテストを行なったのは今から数週間前でしたので、まずは午前中のシェイクダウンでターマックの走行感覚を思い出し、満足出来る形で終える事がとても重要でした。
シェイクダウンではクルマに少しセッティング変更を施しましたが、全体的なバランスは良好でした。
SS1は全体的にかなりタイトで、我々のクルマに合っていないコースでした。走りのフィーリングはあまり良くなかったので、ベストタイムが出たのには驚きました。きっと、誰にとっても難しいステージだったのでしょう。
明日からの本格的なステージが楽しみです。この週末、優勝争いはかなり激しくなると思われますが、全力で臨みたいと思います。」