スペインのカタルーニャ州政府大臣が、F1スペインGPの開催を継続させるために「いくらでも」金を出すようなことはできないと主張した。
1991年からF1スペインGPの開催地となっているバルセロナ-カタルーニャ・サーキットだが、現在のF1開催契約は2019年までとなっている。
カタルーニャ州政府の企業担当大臣を務めるアンヘルス・チャコンは、2020年以降バルセロナでF1を継続開催できることを望んでいると語り、F1オーナーのリバティ・メディアとの交渉が続けられていることを明らかにしている。
だが、その交渉に関しては今後多少の難航も予想される状況かもしれない。
「政府は契約を延長することを望んでいます。しかし、いくらでも払えるというわけではないのは確かです」
『EFE通信』にそう語った女性大臣のチャコンは次のように付け加えた。
「F1に白紙小切手を出すわけにはいきません」