ロバート・クビサが、まだ2019年仕様のフロントウイングの効果を評価できるような段階ではないと語った。
7月31日(火)と8月1日(水)の2日間にわたってハンガロリンクでF1公式シーズン内テストが行われたが、そこではウィリアムズを含む数チームが2019年に導入される新たな空力レギュレーションに向けて試作された新型ウイングを装着して走行テストを行っていた。
その新型ウイングは現行のものと比べると乱気流の発生が抑えられるように設計されており、それにより2019年にはコース上でのオーバーテイクが増えるだろうと予想されている。
だが、テスト2日目に登場したウィリアムズのリザーブ兼テストドライバーを務めるクビサは、その2019年仕様ウイングについて質問されると次のように答えた。
「より幅が広くなっているし、それを感じることはできるよ」
「だけど、それについてはまだ評価できる段階じゃないね」
母国ポーランドのウェブサイト『sport.pl』にそう語ったクビサは次のように付け加えている。
「あれは我々の空力担当エンジニアたちのためのテストだったんだ。それによって彼らは空気の流れがどういう影響を及ぼすかとか、そういうことに関するデータを集めることができるからね」