レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、ホンダと共に迎える最初のシーズンとなる2019年にはそれほど大きな期待はしていないと認めた。
■ホンダにはまだ進歩が必要
現在のF1チームの中で3強のひとつに数えられるレッドブルだが、長年エンジンパートナーを務めていたルノーと今季限りで関係解消し、2019年からはホンダPUを搭載することになる。
「間違いなく、最初の年は我々にとっては過渡的なものとなるだろうと予想しているよ」
イタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』にそう語ったホーナーは次のように付け加えた。
「ライバルたちと比較すれば、ホンダはまだ必要なステップを踏んでいかなくてはならないからね」
■今年のルノーPUにも失望
そのホーナーは、2007年から搭載を続けていたルノーエンジンで戦う最後のシーズンとなる今季に関してはまったく満足することができていないようだ。
「期待外れだったよ」
「我々はバーレーンでは勝利を得られていたはずだし、中国とモナコでは2台とも表彰台に上れるはずだったんだ」
ホーナーはそう語ると、次のように付け加えた。
「それでも、フェラーリやメルセデスを苦しめることができるのは我々しかいないよ」