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【WRC】トヨタのタナック、1位キープ!ラトバラも3位で好結果を期待

2018年07月28日(土)17:02 pm

7月27日(金)、2018年FIA世界ラリー選手権(WRC)第8戦ラリー・フィンランドの競技2日目デイ2がユバスキュラを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック組 (ヤリスWRC 8号車)が総合1位の座を堅守した。

デイ1で総合8位だったヤリ-マティ・ラトバラ組(7号車)は、総合3位に浮上。エサペッカ・ラッピ組(ヤリスWRC 9号車)は総合8位につけ、ヤリスWRCは全車がデイ2を走破した。

■デイ2

ラリー・フィンランドのデイ2は、起伏が多い森林地帯のグラベル(未舗装路)ロードを舞台に、激しい首位争いが繰り広げられた。デイ1のSS1を制しトップに立ったタナックは、デイ2のSS2でもベストタイムを記録した。

しかしSS3以降のステージは出走順が早いタナックに不利な路面条件となり、マッズ・オストベルグが首位に浮上。以降、頻繁に首位が入れ替わる首位攻防戦がしばらく続いた。しかし、SS9でトップに立ったタナックはその後ポジションを守り続け、オストベルグに5.8秒差をつけ総合1位でデイ2を締めくくった。なお、タナックはデイ2で合計5本のベストタイムをマークしヤリスWRCのパフォーマンスを証明した。

デイ1総合8位のラトバラは、午前中のSS3でベストタイムを刻み、総合3位にポジションアップ。以降安定した走りを続け、総合2位のオストベルグと17.3秒差の総合3位で1日を終えた。

また、ラッピはSS2でエンジンがストールし大幅にタイムロスしたが、午後はSS2番手タイムを2回記録するなどペースアップに成功。総合7位と僅か0.3秒差の総合8位につけ、さらなるポジションアップを目指してデイ3に臨む。

■ラリー・フィンランド デイ2の結果
1 オット・タナック (トヨタ ヤリスWRC) 1時間04分14.9秒
2 マッズ・オストベルグ (シトロエン C3 WRC) +5.8秒
3 ヤリ-マティ・ラトバラ (トヨタ ヤリス WRC) +23.1秒
4 ヘイデン・パッドン (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +36.4秒
5 テーム・スニネン (フォード フィエスタ WRC) +46.1秒
6 セバスチャン・オジエ (フォード フィエスタ WRC) +58.9秒
7 エルフィン・エバンス (フォード フィエスタ WRC) +1分01.1秒
8 エサペッカ・ラッピ (トヨタ ヤリス WRC) +1分01.4秒
9 クレイグ・ブリーン (シトロエン C3 WRC) +1分34.1秒
10 ティエリー・ヌービル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1分57.7秒

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