2014年シーズンにフォース・インディアの控えドライバーを務めていたことがあるスペイン出身ドライバーのダニエル・ジュンカデラが、F1において危険なドライビングをするドライバーに対してはより厳しくペナルティーを科すべきだと主張した。
F1レースを統括するFIA(国際自動車連盟)では、チャーリー・ホワイティングがF1競技委員長を務めるほか、レースごとに元ドライバーなどの中から競技委員を任命してレース中に起きた事故や違反などに対する審議を行わせている。
だが、その審議による裁定に一貫性がなく、同じようなクラッシュを犯してもレースによっては処罰されたり、されなかったりすることが多いという批判の声もある。
だが、現在はDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)で戦っている27歳のジュンカデラは違う意見を持っているようだ。
「僕は過去に起きたことも参考にすべきだと思うね」
母国スペインの『AS』にそう語ったジュンカデラは次のように続けた。
「例えばマグヌッセン(ハース)だ。僕はすでにツイッターで彼はクレイジーだと指摘していた。F3のころからね。僕は、彼が何か疑わしいことをしたときはその都度ペナルティーを与えるべきだと思う」
「それはフェルスタッペン(レッドブル)も同じだ。彼はものすごく攻撃的だ。彼を落ち着かせる手段が必要だよ」
そう語ったジュンカデラは次のように付け加えた。
「一方ルクレール(ザウバー)に関しては、彼は攻撃的ではない。だから、もし彼が疑わしき事故を起こしたとしても、常にペナルティーを与える必要はないと思うよ」