NEXT...F1開催スケジュール

【トロロッソ・ホンダ】F1第8戦フランスGP初日に行ったテストプログラム内容

2018年06月23日(土)8:25 am

F1第8戦フランスGP初日を終えて、トロロッソ・ホンダが次のように振り返った。

●【FP2結果】2018年F1第8戦フランスGPフリー走行2回目のタイム差、周回数

■トロロッソ・ホンダ初日レビュー

シーズン第8戦となるフランスGPが、ポール・リカール・サーキットで開催された。フランスGPは2008年以来10年ぶり、ポール・リカールでのF1GPは1990年以来28年ぶりとなる。

ミストラルと呼ばれる長いストレートにシケインが追加されたものの、コースレイアウトに大きな変更はなく、ストレートを主体としたパワーサーキットであることが特徴だ。また、今年初めに路面の改修が行われ、グリップレベルが変わったこともポイントの一つとなっている。

快晴の下、初日の金曜日はプラクティス1、プラクティス2が行われた。レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーにとって母国GPとなるフランスGPに、チームは強い意気込みを持って臨んでいる。

正午、気温25℃で迎えたプラクティス1では、ガスリー、ハートレーともにスーパーソフトタイヤによる走行を行った。前戦より投入されたニュースペックのPUやマシンのセッティングのプログラムを順調に消化。ガスリーは1分33秒685のタイムで8番手、ハートレーは1分34秒664で15番手となっている。

日差しも強く、気温29℃、路面温度は51℃に上昇したコンディションで、午後4時にプラクティス2が始まった。序盤、ガスリーとハートレーは、ウルトラソフトタイヤでのアタックシミュレーションを行い、ガスリーが1分34秒535、ハートレーが1分35秒697をマーク。その後、ガスリーはスーパーソフトタイヤで、ハートレーはウルトラソフトタイヤでロングランを行い、周回を重ねセッティングを進めた。

セッション終盤、ハートレーが、PUのトラブルでコース上にストップ。チームは明日の予選に向けて、原因究明と対策を行う。プラクティス2ではガスリーが10番手、ハートレーが15番手でセッションを終了した。

PUとしては、ストレートが長く、低速コーナーも多いコースに対応したエネルギーマネージメントの調整と、ドライバビリティーの調整を中心にプログラムを消化している。

フランスGPは23日(土)、午後1時(日本時間日午後8時)よりプラクティス3、午後4時(日本時間午後11時)より予選が行われる。

●【トロロッソ・ホンダ】ガスリー「母国GPでまだペースを上げられる。良いセットを見つけた」
●【トロロッソ・ホンダ】ハートレー「PUに問題が起こり残念。ポテンシャルはある」
●【ホンダF1】「PU最適化は調整の余地あり。ハートレーのPUトラブル原因を分析する」
●【トロロッソ・ホンダ】「ガレージの電源が落ちて無線も機器類も使えず、ガスリーにペナルティ」
●【ハイライト動画】レッドブル好調!母国GPガスリーはトップ10/F1第8戦フランスGPフリー走行2回目
●【FP2レポート】ホンダがトップ10キープ レッドブルが2-3/F1フランスGP

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック