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【トロロッソ・ホンダ】ハートレー「モナコのサーキットは裏庭みたいなもの」

2018年05月21日(月)20:49 pm

トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーが、モンテカルロ市街地サーキットで行われる2018年F1第6戦モナコGP(27日決勝)を前に次のように意気込みを語った。

■ブレンドン・ハートレー

「僕はモナコに住んで3年半ほどになるんだ。実際、僕はレースサーキットの上に住んでいて、自分のアパートからサーキットが見えるんだよ。モナコはカレンダーの中ではハイライトのひとつだし、僕はここで暮らしながら自分がまたここでレースをすることがあるだろうかって自問した時もあったよ。ニュージーランドが僕の母国だけど、僕は(妻の)サラと一緒にここに家を構えたし、モナコには素晴らしい友人たちも大勢いる。だから今週末はホームレースのような感じになりそうだよ。自分のベッドで目覚め、自分の家にいながらすべていつもと同じように行うことができるのはうれしいね」

「僕の大好きなサーキットだよ。以前ワールドシリーズ・バイ・ルノーで2回ほどレースをしたことがあるんだ。僕はその時3位と4位だったよ。僕が3位だった時の優勝者はダニエル(リカルド/現レッドブル)だったと思う。ある都市は8番手から4位になるというかなりいいレースをしたよ。なんどかオーバーテイクも決めたんだ。僕は市街地サーキットでのレースが大好きだからすごく楽しみだよ。このサーキットはかなりよく知っていると言えると思う。以前2回レースをしたことがあるし、僕の家の裏庭だとも言えるしね」

「モナコのサーキットは本当にユニークだよ。現在ではああいうサーキットを設計するのは困難だろうと思うね。多くの歴史があるし、僕たちみんながそれを大事に思っている。カレンダーの中では最も速度が遅いサーキットだけど、F1カーに乗れば遅いなんて感じないと断言できるよ。アドレナリンが出まくるんだ。縁石を切り抜くようにしながらウォールからミリ単位で走行する。大忙しだし、ここでいい周回ができた時にはものすごく満足できるよ」

「サーキットは最初はものすごく汚れているけれど、週末を通じて変化していくんだ。1周ごとに状態が変わるレースのひとつだと言えるね。予選のころにはグリップも増しているし本当にスリル一杯だよ。よく備えておくことが絶対に必要なサーキットなんだ。F1カーでウォールから数ミリ単位の限界ギリギリでここを周回するにはものすごく自信が必要とされるし、それこそが多くのドライバーが楽しみにし、やり遂げたいと思っていることさ」

「モナコがものすごい雰囲気に包まれるのは確かさ。僕はここ2年ほどエナジーステーション(レッドブルのモーターホーム施設)に滞在してレースを見て楽しませてもらったよ。今年はドライバーとしてクルマに乗るし、もっといい年になるだろうと思っている。きらびやかで魅力的なものとかかわる時間はあまり取れないけれど、それでも背後ではそんな状況が展開されることはよく分かっているよ」

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