メルセデスのボスであるトト・ヴォルフが、ダニエル・リカルド(レッドブル)移籍への扉を開いた。
以前のトト・ヴォルフは、2019年のメルセデス・ドライバー候補としてリカルドを突き放しているような発言をしていた。
「もしあなたが妻に満足しているなら、他の女性は見ないはずだ」
ヴォルフは、もしルイス・ハミルトンまたはバルテリ・ボッタスを替える場合、若手のエステバン・オコンまたはジョージ・ラッセルが最初の候補になることを示唆していた。
しかしトト・ヴォルフは『Auto Bild(アウト・ビルト)』にこう語った。
「正しく翻訳されていなかったね」
「私は、我々のドライバー全員がまず第一で忠誠だと言ったんだ。彼らとはルイス、バルテリとメルセデス・ヤングドライバーだ。彼らは最初の候補だ」
「だけど、もし他の人たちを見るなら、ダニエルは間違いなくその中に入るよ」
現在レッドブルと契約下にあるリカルドは、今シーズン終了時に契約が終了する。
しかしヴォルフは、メルセデスはハミルトンとボッタスの2人に満足していることを示した。
「バルテリはバクーで勝利に値したし、ラスト2戦は勝つことだってできた」
「現時点では、彼とルイスのバランスは非常に良いよ」
「バルテリはとても良いカードを手に入れているよ」。