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ライバルたちも認める今年のベッテルとフェラーリの強さ

2018年05月10日(木)19:24 pm

フェラーリのライバルたちが、2018年のF1チャンピオン最有力候補はセバスチャン・ベッテルだと認めている。

■現時点ではフェラーリの方が強いとハミルトン

昨年のF1チャンピオンであるメルセデスのルイス・ハミルトンは、前戦F1アゼルバイジャンGPでベッテルを4ポイント逆転してランキングトップの座についた。

だが、ハミルトンはフランスの『Auto Hebdo(オト・エブド)』に次のように語り、そのポジションをキープすることは難しいだろうと示唆している。

「今のところ、クルマはセットアップや運転がかなり難しいんだ」

「フェラーリみたいに、コースに出ればそれだけですぐに機能するというようなクルマじゃないんだよ」

■ベッテルはすごく成長したとホーナー

かつて自分たちのドライバー育成プログラムに所属していたベッテルをF1デビューさせ、2010年から2013年まで4年連続でF1タイトルを獲得するまでに育てあげたレッドブルの首脳たちも今年はベッテルがフェラーリで通算5回目のF1チャンピオンになる可能性が高いと考えている。

「我々は非常に成熟したベッテルを目にしている」

ドイツの『Auto Bild(アウト・ビルト)』にそう語ったクリスチャン・ホーナー(レッドブル/チーム代表)は次のように続けた。

「彼がマックス(フェルスタッペン/レッドブル)にどのように対処したかを見てそれが分かったよ。私は、彼は中国で自分の目の前に若き日のセバスチャンがいるのを見たのだと思う。セブ(ベッテルの愛称)も若い時には完ぺきではなかったからね」

「しかしそれ以上に、セブは今自分にはメルセデスと互角に戦えるクルマがあると分かっているんだ。つまり、彼は死にもの狂いでの運転や行動に出ることなしに、自分の力だけで勝利することができるということさ」

そう語ったホーナーは次のように付け加えた。

「おそらく、彼が敗北にうまく対処できているのはそれが理由だろうね」

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