フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)が、2018年シーズンは忙し過ぎてインディ500に出走するのは無理だと語った。
2017年にはF1モナコGPを欠場し、同じ週末にアメリカで開催された有名なインディアナポリス500マイルレース(インディ500)に参戦したアロンソ。だが、今年はF1とかけもちでモナコGPやインディ500と並んで世界3大自動車レースのひとつに数えられるル・マン24時間レースを擁するWEC(世界耐久選手権)にフル参戦することになっている。
世界3大自動車レース制覇を目標に掲げているアロンソだが、『Speedweek(スピードウィーク)』から今年はインディ500に出走できないことをどう思っているかと質問されると次のように答えた。
「正直なところ、あそこに行きたいとさえ思わないんだ」
「もちろん、僕は見るつもりだし、セッションやテストの様子はすべて確認しているよ。あそこには友人もたくさんいるし、エンジニアたちとも密に連絡をとっているんだ」
そう語ったアロンソだが、いくつかの点においては、今年インディカーをドライブできないことが残念だと認めている。
「誰もが新しい空力パッケージは本当によく機能していると僕に言うんだ。だから、テレビでそれを見れば1周走らせてみたくなるだろうね」
アロンソはそう語ると次のように付け加えた。
「あそこにいられないことをさびしく思うよ。だけど自分のプログラムにもうひとつレースを加えるのは難しいよ」