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【WEC】小林可夢偉、周回遅れから2位「上位復帰は本当に苦労した。勝てずに残念」

2018年05月06日(日)16:19 pm

FIA世界耐久選手権(WEC)2018年ー2019年スーパーシーズン開幕戦となるスパ・フランコルシャン6時間レースで、TOYOTA GAZOO Racingが1-2フィニッシュを飾った。

●【ハイライト動画】トヨタ1-2達成!アロンソ・中嶋一貴・ブエミが優勝!可夢偉は2位

■TS050 HYBRID 7号車 (小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス)
決勝: 2位、 163周、ピットストップ 8回、スターティンググリッド:ピットスタート、最速ラップ(1分57秒442)

■TS050 HYBRID 8号車 (中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソ)
決勝: 1位、 163周、ピットストップ 9回、スターティンググリッド:1番手、最速ラップ(1分57秒805)

TS050 HYBRID 8号車の中嶋一貴とセバスチャン・ブエミにとっては、2年連続となる勝利となり、新加入のフェルナンド・アロンソにとっては国際F3000シリーズ以来、18年ぶりとなるスパでの勝利となった。

小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスの7号車は、予選時のミスにより1周遅れでのスタートを課せられたにもかかわらず、最終的には優勝した8号車に1.444秒差の2位でフィニッシュ。トヨタは開幕戦での1-2フィニッシュを果たした。

この結果、トヨタはこれまで戦ってきたWECシリーズ49戦での通算17勝目を挙げると共に、昨年から引き続いての4勝目、そしてスパにおいての3勝目を挙げることとなった。トヨタはチーム及びドライバーズでの選手権争いをリードし、6月16日から17日にかけて行われる次戦ル・マン24時間レースに臨むことになる。

■小林可夢偉(7号車)

「上位争いに復帰するのには本当に苦労しました。予選後の裁定の後、ここまで戻るまでに、全員が本当に頑張ったと思います。今日の我々のTS050 HYBRIDはとても速かったですし、それはル・マン24時間レースへ向けては、良い仕上がりにつながると思います。もちろん勝ちたかったので2位という結果は残念ですが、チームに取っては良いスタートになりました。明日からル・マンへ向けた準備が始まります」。

■マイク・コンウェイ(7号車)

「厳しいピットスタートでしたが、自分たちがやるべきことは分かっていました。何度かのセーフティカーやフルコースイエローにも助けられ、ライバルのLMP1カーとの順位争いに復帰することが出来ました。可夢偉とホセは今日も素晴らしい働きをしてくれました。勝てなかったのは残念ですが、1-2フィニッシュはチームにとって完璧な結果です」。

■ホセ・マリア・ロペス(7号車)

「チームに取って素晴らしい結果となり満足しています。最後尾からのスタートはとても厳しかったですが、全力で最後に勝利を争えるところまで復帰出来、7号車のポテンシャルは示せたと思います。今日はバトルを楽しめました。個人的には、ようやくこの素晴らしいサーキットでレースを戦え、貴重な経験が出来ました」。

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