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「フェラーリはF1を続ける」とマルキオンネ会長

2018年05月04日(金)17:30 pm

2020年限りでF1から撤退する可能性を示唆していたフェラーリ会長のセルジオ・マルキオンネだが、最近になってその姿勢に少々変化が生じてきているようだ。

2017年10月にF1オーナーのリバティ・メディアが中心となってまとめた2021年以降の新F1ルール案が提示されたが、それに反対するマルキオンネはその後何度もフェラーリが2020年限りでF1から撤退する可能性を示唆していた。

だが、フェラーリの今季型F1マシンSF71Hのパフォーマンスが高いことを受けてか、マルキオンネの姿勢にも変化が見られるようになってきている。

「クルマに関しては、我々は目を見張るような状況にある」

イタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』にそう語ったマルキオンネは次のように続けた。

「バクー(第4戦アゼルバイジャンGP)では不運だったが、私がここへ来て以来最も有望なクルマとなっている」

「我々のドライバーたちはどちらも勇気づけられているし、シーズン後半まで改良パーツをつぎこんでいくことになる。フェラーリにとってはF1で勝者になることが重要なんだ」

これまでたびたびF1撤退をちらつかせていいたマルキオンネだが、2021年以降のことについて質問を受けると次のように答えている。

「あなた方が心に刻んでおかなくてはならないのは、フェラーリはレースを続けるということだ。我々は自分たちの力を示し続けることになるだろう」

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