ルノーF1チームを率いるシリル・アビテブール(マネジングディレクター)が、2019年にカルロス・サインツをキープできない場合に備えて“プランB”を用意しておく必要があると語った。
今季はニコ・ヒュルケンベルグとカルロス・サインツのドライバーコンビで戦っているルノーだが、サインツは本来レッドブル所属ドライバーであり、現在はレンタル移籍という形でルノーのドライバーを務めている。
レッドブルでは、今季いっぱいで契約が切れるダニエル・リカルドとの契約更新を望んでいるものの、仮にリカルドが今季限りでチームを離脱する場合には2019年にはサインツを呼び戻してレッドブルのシートを与えることになると考えられている。
アビテブールはイタリアの『Corriere dello Sport(コリエーレ・デロ・スポルト)』に次のように語った。
「我々には計画をしておく必要がある。最悪の事態に備えておく必要があるからね」
「我々はすでに来年のクルマの準備を始めているし、今週そのことについて彼(サインツ)と話をしようと会議を行ったんだ」
そう述べたアビテブールは次のように付け加えた。
「我々にとって最悪の事態は、カルロスに続けて欲しいと思っているのにそれが実現しなかった場合だ。そして正直に言って、そうなる可能性はあるからね」