マーカス・エリクソンが、今のザウバーはウィリアムズと「対等の戦いを演じることができている」と語った。
スイスに拠点を構えるザウバーだが、近年は財政的に厳しい状況が続いており毎年のように最下位争いを演じる状況となっていた。
だが、イタリアの名門自動車会社アルファロメオをタイトルスポンサーに迎えた今季は第2戦バーレーンGPで幸先よく2ポイントを獲得。現時点でのコンストラクターズランキングではフォース・インディアとウィリアムズを上回る8番手につけている。
もっとも、これは昨年ランキング4位だったフォース・インディアと5位だったウィリアムズが予想外の苦戦を強いられていることが大きいのは事実だ。
しかし、スウェーデン出身ドライバーのエリクソンは、ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に次のように語った。
「僕たちはウィリアムズとは対等に戦うことができるみたいだ」
「直近の2レースでは生き残ることが重要だった。これからは結果を求めるときだね」
そう語った27歳のエリクソンは次のように付け加えている。
「プラクティスではフォース・インディアあるいはトロロッソと同等のときさえある。これは過去2年と比べると大きな前進だよ」