フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ルノー)は、ホンダを投げ捨てた後でもマクラーレンがまだ危機から脱していないという意見を一蹴した。
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マクラーレンはホンダとの悲惨な3年間を経験してからルノーに変更したものの、今では新型ホンダを搭載するトロロッソの後ろにおり、まだストレートではかなり遅い。
アロンソのマネージメント事務所の代表フラビオ・ブリアトーレは、今週イタリアのラジオで「フェラーリやメルセデスのアロンソを見たい」と言っていた。
それについてアロンソはスペインの『AS』紙に次のようにコメントした。
「フラビオは結果という点で僕にとってベストを望んでいるからね」
「過去2〜3年は3強が他チームより先行していたから、彼のコメントは理解できるよ」
「だけど、僕は今どこに居ても幸せなんだ」
「僕たちは変わることがたくさんあると思うし、より競争力が増すだろうね。だから僕は今後数ヶ月間、居る場所はマクラーレンだと思う」
「これは僕たちのファンと僕たちを支えている人々へのメッセージだよ」
アロンソは、ホンダからルノーへの移行がマクラーレンの魔法の杖になると思っていた人たちは、自分自身を欺いていると語った。
「期待の一部は非現実的だったね」
「ルールが安定している時に、どうやって素晴らしいことを思い描けるのか分からないよ」
「僕は夢は見ない、現実をやるだけだよ。そして、もし平和的に見るなら、『僕たちはシーズンに向けて良いスタートを切った』ということだ」
ホンダを放棄した後もマクラーレンがなぜそんなに遅いのか、という質問にアロンソはこう答えた。
「僕たちは理由を理解する必要がある」
「ルノーのパワーユニットは他のチームと同じだ。おそらくその違いは車のセッティングやデザインによるものだけど、今後数レースで解決策を見つけられると信じているよ」。
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