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マクラーレンのトップがジュニアドライバーとの約束を否定

2018年04月11日(水)16:44 pm

マクラーレンのトップが、ジュニアドライバーが語った「2018年にF2シリーズのタイトルをとることができたら2019年にF1シートを与えるという約束がある」というのは事実ではないと主張した。

マクラーレンの育成ドライバーであるニック・デ・フリースが最近母国オランダのメディアに対し、そのことは契約書にもきちんと明記されているとマクラーレンを率いるザック・ブラウンが言ったと語っていた。

さらにデ・フリースは、現在マクラーレンのリザーブドライバーを務めるランド・ノリスにも同じ条件が適用されるのだとも語っていた。

だが、この報道についてブラウンは先週末に今季のF1第2戦が開催されたバーレーンにおいて次のように語った。

「あれは会話の内容を正確に反映したものではないよ。だが、ニックは非常に優れたドライバーだし、マクラーレンとしては最高のドライバー2人をクルマに乗せることができるよう今後も常に検討をしていくことになる」

「誰が2019年に我々のクルマに乗ることになるかに関しては、口頭もしくは文書を問わず、誰とも何の約束もしていないよ」

奇妙なことに、このブラウンのコメントが報じられた後、デ・フリースの姿勢に少し変化が生じたようだ。

ブラウンのコメントについて質問を受けたデ・フリースは次のように答えたという。

「残念ながら、言えないんだ。僕には答えることができないからそのことに関しては聞いてもむだだよ」

一方、マクラーレンはその後10日(火)にリリースを出し、これまでマクラーレン・グループのエグゼクティブディレクターという肩書だったブラウンがマクラーレン・レーシングのCEO(最高経営責任者)に就任したことを発表している。

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