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【WRC:デイ1結果】トヨタ、表彰台狙える ハイスピードなターマックSSでトップ争い/第4戦ラリー・フランス

2018年04月07日(土)6:01 am

4月6日(金)、2018年FIA世界ラリー選手権(WRC)第4戦ラリー・フランス(ツール・ド・コルス)のデイ1がコルシカ島のバスティアを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック組(ヤリスWRC 8号車)が総合4位に、エサペッカ・ラッピ組(9号車)が総合5位に、ヤリ-マティ・ラトバラ組(7号車) が総合8位につけ、ヤリスWRCは全3台は揃ってデイ1を走破した。

■デイ1

デイ1のコースは、サービスパークが置かれるバスティアの南西エリアで2本のステージを各2回走行。SSの数は4本と少ないながらも、SS1とその再走ステージであるSS3は49.03kmと距離が非常に長いため、4本のSSの合計距離は125.16kmに達した。

バスティアの空は青く澄み渡り、朝から強い日差しが照りつけたことで路面は大部分がドライだったが、所々濡れているところもあり、トリッキーな路面コンディションとなった。

■ハイスピードなターマックでトップ争い

ロングステージのSS1ではタナックが3番手タイムを記録し、続くSS2ではラッピが2番手タイムをマーク。そして午後のSS4ではラッピがベストタイムを記録するなど、ヤリスWRCは特にハイスピードなターマック(舗装路)SSでトップを争うことができる速さを発揮した。

4位のタナックは3位と5.5秒差、2位とは10.6秒差と、明日以降十分に表彰台を狙える位置につけている。

また、ラトバラはクルマのセッティングが合わず午前中は少し苦戦したものの、日中のサービスでセッティングを変更した結果フィーリングが好転。デイ1最後のSS4で2番手タイムを刻むなど復調を果たし、良い形で1日を終えた。

■【デイ1の結果】ラリー・フランス(ツール・ド・コルス)
1 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) 1h19m39.0s
2 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +33.6s
3 クリス・ミーク/ポール・ネーグル (シトロエン C3 WRC) +38.7s
4 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) +44.2s
5 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +1m13.5s
6 エルフィン・エバンス/フィル・ミルズ (フォード フィエスタ WRC) +1m13.8s
7 ダニ・ソルド/カルロス・デル・バリオ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m14.4s
8 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +1m25.0s
9 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m29.2s
10 ブライアン・ブフィエ/クザビエ・パンセリ (フォード フィエスタ WRC) +1m44.8s

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