F1オーナーのリバティ・メディアが導入を予定しているF1ライブストリーミングサービスだが、なかなか正式にスタートすることができない状況に陥っているようだ。
リバティ・メディアは今季のF1開幕戦オーストラリアGP開催を前に、限定された数か国においてその“F1 TV”と呼ばれるサービスを利用することが可能になると発表。だが、その後サービス提供開始が第2戦バーレーンGP(8日決勝)まで延期されることが決定していた。
そして、いよいよ明日6日(金)にバーレーンGP開幕を迎えることになるが、ここへきてやはりそのサービスが提供されないことが明らかになった。うわさではベータ版のテストを行ったところ多くの不具合があることが分かったのだという。
「できるだけ早く運用開始できるようにしたい」
F1のスポークスマンはドイツの『Bild(ビルト)』紙にそう語り、次のように付け加えた。
「バーレーンでは提供されない」
スイスの『Motorsport Aktuell(モータースポーツ・アクチュエル)』は、“F1 TV”は来週末に開催される中国GPでの運営開始を目指していると伝えている。
今季の第3戦に位置付けられた中国GPは13日(金)に開幕し、15日(日)に決勝が行われる。
なお、今のところ日本を含むアジア地域においてはこのサービスの提供は行われないことになっている。