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【マクラーレン】ジュニアドライバーにF1シートを約束

2018年04月03日(火)17:36 pm

マクラーレンがジュニアドライバーたちの前にニンジンをぶらさげているようだと報じられている。

マクラーレンの若手ドライバー育成プログラムメンバーであるオランダ出身ドライバーのニック・デ・フリースによれば、マクラーレンを率いるエグゼクティブディレクターのザック・ブラウンが、もし彼あるいは今季マクラーレンのリザーブドライバーを務めているランド・ノリスのどちらかが今年のF2選手権でチャンピオンになれば、そのご褒美としてF1のシートを与えると約束したのだという。

「もし僕が2018年にF2でチャンピオンになれば、僕はF1のシートを手に入れることになる。そのことは僕の契約の中に記されているとザクが僕に話してくれたよ」

母国オランダの『HP/De Tijd(HP/Deタイド)』にそう語ったデ・フリースは次のように続けた。

「同じ条件がノリスにも適用されるんだ。ランドの方が少し有利だけどね。彼の父親はザクといい関係にあるし、資金も持ち込んでいるからね。だけど、もし僕が2018年に目標を達成すれば、僕は来季F1で走ることになる」

「すべては僕の手の内にあるんだ」と23歳のデ・フリースは付け加えている。

仮にデ・フリースもしくはノリスが本当に今季のF2シリーズを制した場合、マクラーレンは2019年にF1シートを提供しなくてはならなくなりそうだ。だが、デ・フリースは「F1のシート」と語っているだけで、「マクラーレンのシート」と言っているわけではない。

今季よほどのことがなければ、マクラーレンでは2019年もフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンのコンビを継続したいと考えているはずであり、その場合はどこかほかのチームのシートを確保する必要が生じてきそうだ。

19歳のノリスは2017年にはF3選手権のチャンピオンとなっており、今年はF2にフル参戦することになっている。一方のデ・フリースは2016年にF3でランキング3位となり、昨年はF2に挑戦。年間ランキングは7位で終えている。

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