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【ピレリ(戦略表)】勝負を決めたピットストップ戦略 フェラーリがスリリングなレースを制す

2018年03月26日(月)11:49 am

■主なトピック
・フェラーリのセバスチャン・ベッテル、2列目のスタートからピットストップ戦略を生かし、スリリングなレースを制す

・温暖なドライコンディションの下、ウルトラソフト−ソフトの1ストップ戦略が主流に

・レッドブルのダニエル・リカルド、グリッド降格ペナルティを受けながらもスーパーソフト−ソフトと繋ぐ戦略で4位を獲得

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■【ピレリ】レースレビュー

ピットストップ戦略がオーストラリアグランプリの鍵を握りました。フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、ライバルたちよりも長いオープニングスティントのアドバンテージを活かし、バーチャルセーフティーカー導入周回中にピットストップを行いました。この結果、ベッテルは、メルセデスのルイス・ハミルトンの前でコースに戻りトップに躍り出ました。

ポールポジションからスタートしたハミルトンは、フェラーリのキミ・ライコネンのピットストップに反応して、グリーンフラッグの下、ベッテルよりも先にピットストップを行っていました。

ウルトラソフト−ソフトと繋ぐ1ストップ戦略が主流となった中、レッドブルの両ドライバーは、スーパーソフト−ソフトと繋ぐ戦略を採用しました。ダニエル・リカルドは、グリッド降格ペナルティ後のスタートから、表彰台に迫る4位でフィニッシュしました。

メルセデスのバルテリ・ボッタスとマクラーレンのストフェル・バンドーンも主流とは異なる戦略を実行しました。両ドライバーは、ウルトラソフト−スーパーソフトの 1 ストップ戦略でポイントを獲得しました。

■マリオ・イゾラ(ピレリ・カーレーシング責任者)のコメント:

「セーフティーカーの前後でグランプリの様相が一変し、それがフェラーリのクレバーなピットストップ戦略を勝利に結びつけました。

トップ 5 のドライバーたちがファイナルラップまで激しく競い合い、最後まで接戦が展開されました。中盤の長いセーフティーカー導入によってタイヤの摩耗とデグラデーションが最小化され、大半のドライバーが1ストップ戦略を採りました。

決勝で使用された全3種類のコンパウンドの動作は極めてポジティブでした。2台のマシンは、最も硬いコンパウンドを使用することなく1ストップ戦略でフィニッシュしました」。

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