ルイス・ハミルトンが2019年以降もメルセデスAMGに残留する可能性を強く示唆した。
ハミルトンとメルセデスAMGの契約は今年で満期を迎えることになる。
そして、両者は現在2019年以降の新契約締結に向けた話し合いを行っている。
■遅かれ早かれメルセデスとの契約はまとまる
ハミルトンは契約交渉の進展度合いについてイタリアの『La Repubblica(レプブリカ)』に次のように語った。
「まだ正式には何も済んでいないけれど、僕たちの雰囲気はとてもリラックスしているよ」
「僕は今のチームでやりたいと思っているし、彼らも僕とやりたいと思っている。だからすぐに契約できると期待しているよ」
「もしすぐにそうならなくても問題はない。遅かれ早かれそうなるからね」
■警戒すべきはレッドブル
ともあれ、昨年通算4回目のF1ドライバーズタイトルを手中に収めたハミルトンは、今シーズンはファン・マヌエル・ファンジオと並んで歴代2位となる通算5回目のタイトル獲得を目指すことになる。
バルセロナで合計8日間にわたって行われた今季のシーズン前テストの様子から、大方のF1関係者が今年もハミルトンがチャンピオン候補筆頭だと考えている。
だが、ハミルトンは今年に関してはレッドブルが最大のライバルとなる可能性もあると考えているようだ。
「僕はレッドブルが最速のクルマを手にする可能性があると思っているよ」
そう語ったハミルトンは次のように付け加えた。
「僕としては、彼らは最初のレースに持ち込む改良パーツで1周あたりコンマ2秒から4秒縮めてくるだろうと理解しているよ」