オーストリア出身の元F1ドライバーであるアレックス・ブルツが、トップチームの中で今季ドライバー同士の関係が緊迫する可能性が最も高いのはレッドブルだろうと語った。
かつてベネトンやウィリアムズで活躍したブルツは、現在もGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)の会長を務めていることでも知られている。
そのブルツは、3強チームと言われるメルセデスAMG、フェラーリ、レッドブルの中でドライバー同士の関係がこじれてしまう可能性が最も高いのはダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンを擁するレッドブルだと考えている。
「フェラーリではそれぞれの役割が明確になっている」
「メルセデスAMGでは、ボッタスがハミルトンを打ち負かすのはかなり難しいだろう。だが、レッドブルにはあらゆる可能性がある」
ドイツの『Speedweek(スピードウィーク)』にそう語ったブルツは次のように付け加えている。
「ライバル関係が今後どうなっていくかを占うのは不可能だが、非常に興味深いものになるだろう。すでに緊張が走っているとも言われているよ」