今季ウィリアムズからF1デビューを飾ることになったロシア人ドライバーのセルゲイ・シロトキンが、余計な雑音は気にしないつもりだと主張した。
■何を言われても気にするつもりはない
8年ぶりのF1復帰を目指すロバート・クビサとのシート争いに勝利した22歳のシロトキンだが、ちまたではスポンサーであるロシアのSMP銀行チームに持ち込む大金のおかげでシートを得られた“ペイドライバー”に過ぎないとも言われている。
だが、シロトキンはこうした評価に関して母国ロシアの『Sport FM(スポルトFM)』に次のように語った。
「僕は“ペイドライバー”みたいな呼び方をされても気にしないよ」
「いろんなことが書かれているけれど、彼らはいったいどこから情報を得ているんだろうね?」
「何かを知っていて、それが事実だと確証できるのであれば、どうぞご自由にって感じさ」
■グリッドガール問題がドライバーに与える影響はない
一方、最近大きな話題となっているグリッドガールの廃止について質問されたシロトキンは次のように答えた。
「実際にグリッドについたら、女の子のことなんて考えちゃいないよ」
「もし僕がこのニュースを聞いていなかったとしたら、(グリッドガール不在に)気付くこともなかっただろうね」
そう述べたシロトキンは次のように付け加えた。
「今回の決定について、僕は賛成派と反対派のどちらの意見も理解できるよ。だけど、プロフェッショナルの視点から言えば、ドライバーにとっては何も影響などないよ」