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【F1】グリッドガールの廃止が確定

F1から伝統的なグリッドガールの姿が消えることになった。

これまでF1ではレース開始前のグリッドにドライバーの名前やカーナンバーが記されたプラカードを持つグリッドガールと呼ばれる美女たちが立ち、サーキットに彩りを添えていた。

だが、こうしたグリッドガールに関しては数年前から“女性蔑視”につながるものであり廃止すべきだという声が大きくなってきていた。事実、F1同様FIA（国際自動車連盟）が統括するWEC（世界耐久選手権）ではすでにグリッドガールを廃止している。

昨年、F1新オーナーとなったリバティ・メディアからF1モータースポーツ責任者に指名されたロス・ブラウンが、F1でもグリッドガールを廃止する方向で検討すべきだと発言し、これに関する賛否両論の意見がメディアをにぎわせていた。

そして、このほどリバティ・メディアは正式に今年からグリッドガールを廃止することを発表。F1マーケティング責任者のショーン・ブラッチーズは、この件について次のように語った。

「我々はこの習慣（グリッドガール）は自分たちのブランド価値とは調和しないし、明らかに近代的な社会規範にはそぐわないものだと感じている」