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F1復活の気運高まるオランダ 最有力候補はアッセン・サーキットか

2018年01月30日(火)12:20 pm

F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)でF1競技委員長を務めるチャーリー・ホワイティングが、オランダのTTサーキット・アッセンを視察し、F1開催に向けて前向きな評価を与えたようだ。

オランダの『De Telegraaf(テレグラーフ)』紙が報じたところによれば、視察を通じてホワイティングは新しい縁石やバリアなどを含むサーキットのレイアウトに一部修正が必要だと認めたものの、全体的には“前向きな”評価を行ったという。

アッセン・サーキットの責任者を務めるアリヤン・ボスは、その改修工事は最大でも200万ユーロ(約2億7千万円)あれば可能だろうと語り、今後のF1開催の可能性について次のように続けた。

「まだそういうところにまでは至っていないが、ホワイティングがサーキットや近代的施設、維持管理体制などにかなりいい評価をしてくれたことを耳にしてうれしく思っている」

「我々はこれまでずっと3年以内にオランダでF1を再開できるようにしたいと言ってきていた。現時点では、そのチャンスは五分五分だと見積もっているよ」

『De Telegraaf(テレグラーフ)』によれば、今後オランダGPの主催者候補を募る必要があるものの、すでにオランダ国内や海外からいくつかの問い合わせを受けているという。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)の活躍により、F1人気が再燃しているオランダでは1952年から1985年までにかけて通算30回にわたってザントフォールト・サーキットでF1が行われてきた実績がある。

しかし、伝統のオランダGP復活の最有力候補地としては、現在MotoGPなどが開催されているTTサーキット・アッセンが一歩リードした状態かもしれない。

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