IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ第1戦デイトナ24時間レースが28日にフィニッシュを迎え、元F1ドライバーのクリスチャン・フィッティパルディらがドライブした5号車キャデラックDPi-V.R.が優勝、2位にも31号車キャデラックDPi-V.R.が入り、キャデラック勢が強さを見せつけた。
■アロンソは厳しい戦いに
マクラーレンのボスであるザック・ブラウンのチーム、ユナイテッド・オートスポーツから参戦したフェルナンド・アロンソの23号車は、ブレーキトラブルなど不運が重なり総合38位、プロトタイプクラス13位で終えている。
同じくユナイテッド・オートスポーツのもう一台、ポール・ディ・レスタやブルーノ・セナらがドライブした32号車は4周遅れの総合4位だった。
■日本勢は苦戦もNSXがクラス2位
プロトタイプクラスに参戦したマツダ・チームヨーストの2台は、55号車がエキゾーストから発火・炎上してリタイア、77号車はトラブルの修復ができずリタイアした。
そしてニッサンの2台は、22号車がエンジントラブル、2号車がミッショントラブルでリタイアに終わった。
一時は1-2体制にもなったアキュラDPi(アキュラ・チームペンスキー)の2台は、トラブルや接触により、ともに15周遅れで7号車が総合9位、6号車は総合10位だった。
また11号車のランボルギーニが優勝したGTDクラスは、アキュラNSX GT3の86号車がクラス2位、レクサスRC F GT3はクラス9位で終えている。