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フェラーリの2018年型PUも1000馬力到達か?

2018年01月24日(水)16:52 pm

フェラーリの2018年型F1パワーユニット(エンジン)も1,000馬力に到達するかもしれない。

少し前に、メルセデスの2017年型F1パワーユニットの最高出力はすでに950馬力を実現しており、早ければ2018年シーズン中にも1,000馬力の壁を越えるのではないかと報じられていた。

しかし、GPS(人工衛星を用いた測位システム)を使った計測によれば、2017年終盤の時点ではフェラーリのパワーユニットもメルセデスに対してわずか15馬力劣っていただけだという。

そして、フェラーリの内部事情に精通したジャーナリストとして知られているレオ・トゥッリーニは、自身のブログの中でフェラーリも2018年シーズン中に1,000馬力を実現する可能性があると次のように書いている。

「パワーユニットの減量化に大きな努力が払われてきている」

「メルセデスが持つ優位性のひとつはパッケージ全体の重量が軽いことだった。だが、フェラーリもその使命を達成してきている」

「メルセデスはすでにその域に到達しているかもしれないが、(フェラーリも)動力テスト装置での最高値に関してはすでに1,000馬力が記録されている」

そう書いたトゥッリーニは、2018年にはフェラーリがメルセデスAMG同等か、それ以上のパフォーマンスを示す可能性も十分にあると考えているようだ。

「空力面に目を向ければ、風洞でのデータは大きな進歩を遂げたことを示している」

「バルセロナでの最初のテストまでは、それ以上のことは分からないがね」

そう続けたトゥッリーニは次のように結んでいる。

「だが、夢が見られるのはいいことだよ」

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