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【WRC】トヨタ2年目のWRCへ 第1戦ラリー・モンテカルロへ

2018年01月22日(月)11:24 am

TOYOTA GAZOO Racingは、1月25日(木)から28日(日)にかけて開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC)第1戦ラリー・モンテカルロに、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #7号車)、新加入のオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(#8号車)、そしてエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム(#9号車)の、3台のヤリスWRCで参戦する。

■トミ・マキネン(チーム代表)
「昨年の今ごろはまだヤリスWRCのデビュー準備を進めていましたが、自分たちの実力を完全には理解できていませんでした。

しかし、来るべきシーズンはより一貫性をもってシーズンを戦えると信じています。それは選手権のタイトルを争う上で必要なことですし、去年1年間学び続けた自分たちの目標です。

昨年の最終戦ラリー・オーストラリア終了後、それほど長い休みがあったわけではありませんが、クルマをさらに良くするため非常に忙しい日々を送りました。ラリー・モンテカルロは常に、シーズン開幕戦としては難しいイベントです。

私は過去にドライバーとして4回優勝しましたが、その当時はそれほどしっかり準備をしなかったと思います。ラリーのことは考えず、スキーに行っていたくらいです。それと比べれば、我々の3人のドライバーは十分なテストを行ない入念な準備ができているので、良い結果を期待しています」。

■ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #7号車)
「チームにとって最初のシーズンとなった昨年、私たちは一丸となって多くを学びました。何を改善すべきかを探求し続けた結果、2年目を戦うための準備が整い、高い競争力を得ることができたと思います。

我々3名のドライバーはいずれも2017年に優勝をおさめており、とても強力な体制です。全員が優勝を目標に戦えば、きっとチームに良い結果をもたらすはずです。ヤリスWRCのデビュー戦となった去年のラリー・モンテカルロでは、それまでの自分のモンテカルロでのベストリザルトに並ぶ2位でフィニッシュするなど、良い結果を残すことができました。

昨年のモンテカルロではミスなく走りきることが重要でしたが、それは今年も変わりません。しかし、今年はスピードをさらに高めていきたいと思っています」。

■オット・タナック (ヤリスWRC #8号車)
「TOYOTA GAZOO Racingのメンバーとして臨む最初のラリーを前に、とても興奮しています。

昨年はチームにとって1年目のシーズンだったにも関わらず、最初から非常に競争力が高く素晴らしい仕事をしました。チームにどれ程のポテンシャルがあるのかを知り、将来はこのチームの一員になりたいと強く思いました。

我々の目標は選手権に勝つことです。私自身はかなりチームに慣れてきたと思いますし、とても歓迎されていると感じます。参戦準備はとても順調に進んでいます。

モンテカルロは、路面が雪なのか氷なのか、ウェットなのかドライなのかなどコンディションを予想することが容易ではなく、カレンダーの中でもっとも難しいラリーですが、ライバルに対してどれくらい競争力があるのかを見ながら戦いたいと思います」。

■エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #9号車)
「私にとって今年は、ワールドラリーカー(WRカー)でフル出場する最初のシーズンとなります。そのため、安定した走りを最優先するなど、以前とは異なるアプローチで臨む必要があります。

私自身はまだまだ経験値が不足していますし、特にシーズン序盤はWRカーでの出場経験がないラリーが続き、モンテカルロもそのひとつです。モンテカルロは経験がとても重要なラリーなので、すべてのSSを走りきることを目標に置いて戦うつもりです。

しかし、中盤以降のラリーに関しては自信があるので、十分に競争力を発揮できるでしょう。開幕に向けての準備は順調に進んでおり、クルマの改善と私たち自身の能力向上に取り組んでいます」。

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